徒然なるままに書き綴る、、。

紫微斗数、四柱推命、風水、西洋占星術、哲学、社会学、政治、経済。等の興味があることを書いていきます。

全ての根源「陰陽思想」


万物負陰而抱陽、沖気以為和。

「万物は陰を負いて陽を抱き、沖気(ちゅうき)以て和を為す。」

全てのものは陰と陽を背中合わせに抱えており
二つを中和させる気によって調和を保っている。


物事には「陰」と「陽」の二つの面がある。


どちらかが強すぎても弱すぎても、

調和が崩れてしまうのだから、



「バランス」



を取りながら、気を遣いながら

生きていきなさいよ、

というのが老子の教えです。




陰陽の例えは色んな方が、挙げられていますが、


太陽と月、男と女、昼と夜、表と裏、天と地等々、、。




どちらがかけても成り立たず、

バランスがとれているからこそ

世界が循環しているものです。



陰との陽の考え方というのは、

この世の全てに通じると言われていますし、

実際の生活や物事の流れにも活かせます。



例えば部下との接し方でのアメとムチ。



指導が厳しすぎてもダメだし、

甘やかしすぎても成長しない。

適度なバランスをとる。



厳しさを強くする時期があれば、

かならずそのバランスをとって



褒めたり認めたりする

割合を多くする。



陰陽のバランスが取れていれば、


厳しすぎて人を認めない上司

甘やかしすぎて部下から舐められる上司


にもなりません。



適度に尊敬され、慕われる存在になれます。


もちろん他の要素と努力も必要ですが。



実際私が管理職の立場に就いてる時は

バランスをとても意識していました。



年上だらけの職場で管理者に抜擢されたので、

どうすれば年上の人達に

心地よく仕事をしてもらえるか



年下の上司の言う事を聞いてくれるかに

とても苦心しました。



色々と試行錯誤した結果良いチームを

築き上げる事ができました。



その間に重要視したのが


陰陽のバランス

孫子の兵法


でした。



中国古典の人間学や東洋思想は

現代をより良く生きる為のエッセンスが

豊富に詰まっています。



このブログでは読んでいると

そういった考え方が身に付いてくるような

内容にしていきたいと思っています。




次回は陰陽を使った物事の

考え方を書いていこうと思います。


今日もありがとうございました😊